User Guide

ITADORI
ユーザーガイド

ITADORIは、板金加工などで使う部品を板材へ効率よく配置するネスティングアプリです。DXF/SVGの読み込み、矩形・円・登録部品の追加、加工条件の呼び出し、PDF/PNGレポート保存までをこのページで確認できます。

ITADORIの画面イメージ

まずはこの順番で使います

初回は、板材と部品を準備してからネスティング画面で配置します。登録済みデータはブラウザに保存されるため、同じ端末では次回以降も呼び出せます。

01

板材を登録

使用する板の幅・高さ・名称・価格などを登録します。

02

部品を登録

矩形、円、DXF読み込みで部品グループを作成します。

03

条件を設定

カット幅、外周余白、部品間隔、回転許可を指定します。

04

Nestを実行

追加した部品を板材へ配置し、利用率とレポートを確認します。

基本操作

画面ごとの役割を知っておくと、迷わず作業できます。

Home

トップ画面

「ネスティング」「部品登録」「板材登録」「加工条件の登録」「設定」へ移動できます。はじめて使う場合は、板材登録から始めるとスムーズです。

Board

板材登録

規格板やよく使う板材を登録します。登録後、ネスティング画面の「規格板」から呼び出せます。

  • 幅・高さは加工で使う単位に合わせて入力します。
  • 材料価格を入れておくと、配置後に材料価格の目安を確認できます。
Part

部品登録

複数の図形をまとめて、ひとつの部品グループとして保存できます。矩形・円の追加、DXF読み込み、回転角の調整に対応しています。

  • DXF読み込み時は単位を選択します。通常はmmを選びます。
  • 保存した部品は、ネスティング画面の「グループを追加」から利用できます。
Nesting

ネスティング画面

板材、加工条件、追加する部品を指定し、「Nest(配置)」でレイアウトを生成します。

  • DXF/SVGインポートから直接ファイルを追加できます。
  • 矩形・円をその場で追加できます。
  • 配置後は利用率、材料価格、配置結果を確認できます。
Export

保存とレポート出力

配置結果はPNGまたはPDFで保存できます。社内確認や見積りメモ、加工前のレイアウト確認に利用できます。

読み込みできるデータ

図面データはできるだけ単純な輪郭データにしてから読み込むと、安定して配置できます。

DXF

ASCII形式のDXFに対応しています。AutoCAD、SolidWorks、Illustratorなどから書き出した輪郭データを読み込めます。読み込み時は mm または inch を選択します。

SVG

SVGファイルを読み込み、部品形状として追加できます。複雑なベジェ曲線を含む場合は、形状を単純化してから読み込むと処理が安定します。

設定項目の意味

配置品質に影響する項目です。加工条件に合わせて調整してください。

カット幅

レーザーや刃物の切断太さです。部品同士が近すぎる配置を避けるために使います。

板外周余白

板の端から部品まで確保する余白です。クランプや加工機の都合に合わせて設定します。

部品間隔

部品同士の距離です。切断後の熱影響や取り外しやすさを考慮して設定します。

回転許可

部品を90度回転して配置してよい場合にONにします。目方向や曲げ方向がある材料では注意してください。

困ったとき

よくある原因と対処です。

DXFを読み込んでも形状が出ない

バイナリDXFや、輪郭が線として取得できないデータの可能性があります。ASCII DXFで保存し直すか、不要な寸法線・注記を削除して輪郭だけにしてください。

配置できない部品がある

板材サイズ、外周余白、部品間隔に対して部品が大きすぎる可能性があります。板材を大きくするか、余白や間隔を見直してください。

登録したデータが別の端末で見えない

登録情報は基本的に使用中のブラウザに保存されます。別端末や別ブラウザでは共有されません。

スマートフォンで使えない

ITADORIはPCでの利用を想定しています。図面ファイルの選択やレイアウト確認が必要なため、デスクトップ環境での利用を推奨します。